ふたごのあしあと

驚異的なスピードで成長する二人の足跡を徒然と。

うちの双子は卵アレルギー。完全除去食から徐々に解除への道のりと代替食の作り方

こんにちは!

こちら普段雪なんて滅多に降らない地域ですが、今朝うっすら積もっていて子どもよりテンションが上がったぽぽです。

 

うちの子たちは2人とも卵アレルギーをもっています。

赤ちゃんの時からアレルギー体質でアトピーや喘息があったので、離乳食でアレルギーが出ないかとても心配していました。

 

アレルギー体質だから卵はあまり早いうちにあげないほうがいいと聞いていたので、一般的に卵をあげていい時期になってもあげませんでした。

周りにはまだ食べさせてないの?とか

もうあげて大丈夫だよ。とか言われるのがその時は苦痛でしたね。

 

言われる度に私がおかしいのかなと不安になったり焦ったりしましたが、アレルギーの怖さを知っているので我慢しました。

1才になる頃に、固ゆでの卵黄から始めました。

少量から始めて、卵黄は1個食べられました。

 

次に卵白ですね。これも固ゆでです。ほんの少量お昼に食べさせました。

食べた直後は何もなく、お昼寝の途中に一人が急に泣き出して体に発疹が!

「あぁアレルギーかも。。。ごめんね」

と思いながら外来へ急ぎました。

検査の結果やはり”卵アレルギー”でした。

この時、症状は一人しかでませんでしたが、一卵性の双子だから、一緒に除去したほうがいいと言われそこから二人とも卵完全除去食です。

 

年齢とともにアレルギーもよくなっていくと言われているので2歳になって負荷試験をしてくれる病院を探し検査へ行きました。

 

幼稚園が外注給食でアレルギー対応していなかったので少しでも皆と同じものが食べられるように、負荷試験を行いながら少しずつ食べさせているところです。

これはかなり個人差があると思いますので、うちの子たちが辿っている解除への道をご紹介します。

 

  • 最初に解除になったのはパンでした。

始めはロールパン1個でしたが、今ではパンなら大体のものは食べることができます。

 

  • 次に解除になったのは揚げ物です。

揚げ物の衣に使われる卵は少量ですし、高温で揚げているためアレルギーが出にくくなります。

お菓子売り場に、小さいドーナツが個包装で入っているやつありますよね?あれも今では食べられます。

 

  • 次に卵黄です。

卵黄自体は元々食べることができたのですが、生卵の状態から卵白を取り除くと卵黄の方に少し卵白が付着していますよね。

その卵黄+付着したごく少量の卵白であれば炒り卵でも食べられるようになりました。

これで3色丼を作ってあげたらパクパク食べてくれて、アレルギー反応もでなかったので嬉しかったですね。

 

  • 次は卵1/4(ホットケーキ)です。

卵1個を使ってホットケーキを2枚焼いて、1枚の半分は食べられました。

つまり卵1/4を使ったホットケーキがOKになりました。

半生にならないようにすごく気をつかって焼かないといけないので緊張します(;'∀')

 

 

今はここまでです。

すべて病院で医師と相談しながら、負荷試験の日は半日程度病院で過ごします。

アレルギー反応がなければ、負荷試験で食べた量を一気に食べても反応が出ないかを確認してから解除になっています。

(負荷試験では少しずつ量を増やして様子を見ながら食べ進めていくので)

 

最初は完全除去だったので大変でしたが、今ではかなり食べられるものが増えたのでよかったです。

卵焼きが食べられるくらいまでいくといいな♪

 

 

ここで、幼稚園での給食とその代替食の作り方について覚書として残しておきます。

少しでも卵アレルギーっこママのお役に立てれば嬉しいです。

給食について

2人が通っている幼稚園は外注のお弁当が給食として出されています。

園でつくる給食ではない為アレルギー対応はありません。

そのため、1か月の給食の内容とアレルギー物質が書かれた一覧をもらいチェックします。

食べられないものは私が作って持たせて、園では担任の先生が食べられないものを給食から抜いてくれています。

ほとんど給食が食べられるときもあれば、ほとんど食べられなくて手作り弁当になる日もあります。

2人はママお弁当つくってくれてありがとうとか、ママのお弁当おいしいとか言ってくれるので頑張れます!!

まだまだ素直でかわいいです♡

 

代替食の作り方

給食が食べられない時に作る代替食を紹介します。

あくまでも私が実施していることなので、これが全てではないと思いますが参考までに。

 

①ポテトサラダなどマヨネーズを使うサラダは、卵不使用のマヨネーズを使って作ります。2人のアレルギーがわかってからずっとこのマヨネーズを使用していますが味はほとんど変わらずおいしく頂いています。子ども達にはおうちのマヨネーズしか食べられないことをずっと言い聞かせています。外では絶対マヨネーズを食べないようにしておかないと怖いですからね。

 

②衣に卵が使われている場合。まだ、衣の卵もダメだった時は、濃い目の水溶き小麦粉とパン粉で揚げていました。今は材料に直接つけられるパン粉も販売されていますよね。それを使用してもいいと思います。便利な世の中になりました~。

 

③チャーハンやサンドイッチなど具の一部に卵が使われている場合は卵を抜きます。チャーハンならほぐし鮭やひき肉等を入れて、サンドイッチなら卵不使用のハムと野菜などで作ります。

 

④ハンバーグやミートボール等つなぎに卵が使われている場合は、卵を使わないで作ります。卵なしでも出来ますが、つなぎに卵不使用マヨネーズや、牛乳に浸したパン粉を使用したりで代用できますよ。

 

⑤プリンやシュークリームなどのデザートに卵使用のものがある時は、卵不使用のものがある場合はそれを買って持たせますが、ない場合は全く別のものを持たせることもあります。プリンは卵不使用の商品があるのでそれを持たせます。シュークリームは卵不使用のものはまだ見たことがないのでゼリーとか果物を持たせたりして対応しています。

 

 

今ではアレルギー対応の食品が多く出回っているのでそれを上手に使いながら、給食と同じような献立を作ってあげるといいと思います。

全然違う献立でもいいと思うんですけどね(*'▽')

わたし管理栄養士という資格をもっているもので、なんとなく、代替食作らなきゃだよな~と自分に喝をいれてやっています(;´∀`)

 

そして大事なことは子どもたち自身にアレルギーのことをちゃんと理解させることですよね。

うちは、卵を食べたらブツブツかいかいになったり苦しくなったりするから卵が入ってたら食べられないんだよと伝えてきました。

本人たちも理解していて、初めて食べるものは必ず卵入ってない?とか、これは食べられる?と言って確認して食べるようにしています。

ごめん、これ卵入ってるから食べられんって言うと、食べたかったな~と言いながらすぐ諦めてくれるので助かっています。

 

もう少し大きくって卵全解除になることを夢見て2人と一緒に頑張ります!!