ふたごのあしあと

驚異的なスピードで成長する二人の足跡を徒然と。

子どもが腹痛を訴える!胃腸炎と腸重積の違いとは

こんにちは!

またまた寝不足でぼーっといているぽぽです。

前回ふたごの1人が腹痛で、1人が喘息になった、腹痛は治ったが喘息がひどくなりそうと書いたのですが…

まさかの腹痛だった子がぶり返してしまったんです。

心配だった喘息は次の日にはほとんどよくなって無事に登園できました。

 

腹痛だった子がぶり返したので、喘息だった子が1人で幼稚園へ行くことになったんですが…

そのことはまた後日書きたいと思います。

うん、大変でした💦(笑)

 

ということで今回は、腸重積になりかけた?娘のことについて、紹介します。

症状など、少し生々しい表現があるので苦手な方はスルーお願いします💦

 

経過

①土曜日に腹痛&下痢症状があり1日に10回くらいはトイレへ行っていました。日曜日はほとんど症状がなく、月曜日も日中は普通に過ごしていました。

②夜中になって急に起きてトイレへ駆け込みました。

そこから1~2分おきに5回程度トイレへ行きました。

腹痛を訴えて泣くことが初めてだったのでとても心配でしたね。

③その後ぐっすり眠ることができました。

④朝起きてトイレに行きたいというので便の状態を確認すると、間に合わず外に出てしまった便があり、それをみてびっくり!

それがイチゴジャムのようだったのです。

色も形状もイチゴジャムのようなものが出ていました。

怖くなって慌てて病院へ連れていくことにしました。

 

病院での診断結果

問診表にイチゴジャムのようなものが出ました。と書いたのですが、看護師さんがそれを読んだ途端、驚いた顔をして急いで奥へ行かれました。

 

その時、

あ!これはなにかヤバイ症状なのだと確信しました。

 

案の定、いつもはすごく待たなきゃいけない小児科なのに、すぐに呼ばれてエコー検査しますと。

あー怖い!なんの病気なんだろうとすごく不安になりました。

でも、娘は腹痛もなくいつも以上に元気だったので、重大な病気にも思えず、でもとにかく心配でした💦

 

先生から胃腸炎の症状で出血しているならいいけど、腸重積という病気だとちょっと怖いのでエコーで確認しますと説明を受けました。

 

腸重積???

聞いたことあるけどなにそれ状態。

 

詳しくは後で説明しますが、腸が腸に入り込んで腸閉塞のようになり腹痛が起きるらしいです。

そしてその腸重積の特徴がイチゴジャムのような血便がでると。

だから私が書いた問診票を見て真っ先に腸重積が疑われ、エコー検査することとなったのです。

 

結果では腸重積は見つかりませんでした。

ただ、腸が出たり入ったりしているようで、入ってしまった時に腹痛が起こり、急にお腹が痛いと泣き出すんだそうです。

 

結果、診断名は胃腸炎でした。

今後また間隔をおいてお腹が痛いと泣き出したり、血便が出たり、嘔吐したりしたら腸重積の可能性があるのですぐ受診してくださいとのことでした。

 

いまのところ、腹痛も下痢も血便もなく過ごしています。

このまま治って~と願うばかりです。

 

 

今回、初めてこんな症状がでて腸重積という病気も知ったので、胃腸炎と腸重積について簡単にまとめておきたいと思います。

 

腸炎

腸炎とは消化管および小腸の炎症を特徴とする疾患であり、下痢、嘔吐、腹痛および腹部痙攣などの症状を呈する。食物によって生じるものは食中毒とも称される。

 

引用元)

胃腸炎 - Wikipedia

 

原因はウイルス性と細菌性があります。

〇ウイルス性

子どもはロタウイルスが主な原因だそうです。

アデノウイルスもよく幼稚園でも流行りますね。

大人はノロウイルスが主な原因だそうです。

 

〇細菌性

カンピロバクター・ジェジュニが主な原因だそうです。

食中毒として加熱不十分の肉、生卵等が原因として多いので病院でもそういうものを食べなかったか聞かれました。

 

治療法としては投薬。

オレンジジュースやチョコレートは吐き気を助長するので与えないように言われました。

脱水には十分注意が必要です。

 

 

腸重積症

小腸が大腸の中に入り込んで(逆蠕動)して腸生息を発症する病気。主に0~5歳ぐらいの乳幼児に見られる。風邪ウイルスが小腸内リンパ節を肥大させて発症する。

 

引用元)

腸重積症 - Wikipedia

 

放っておくと、腸が壊死して重篤な症状を引き起こす病気です。

症状は嘔吐、激しい腹痛、イチゴジャム状の粘血便です。

 

治療法は、高圧注腸と手術があります。

①高圧注腸

発症後24時間以内に行う方法で、肛門側から圧を加えて重なった腸を少しずつ戻す方法です。

ちゃんは造影剤を注入して圧をかけることが多く、空気を注入する方法もあるそうです。

 

②手術

非観血的整復が不可能、またはうまくいかなかった場合等に行われます。

開腹手術、腹腔鏡下手術で腸の重なりを戻し、必要があれば病変を取り除くこともあるそうです。

 

いずれにせよ早めの診断が必要になりますので、いつもと違うお腹の痛がり方や嘔吐、血便があればすぐに受診することをおすすめします。

 

 

まとめ

腸炎は子どもならよくかかる病気だと思います。胃腸炎の症状にプラスして間隔的に泣いて痛がったりする時は要注意です。さらに便の状態、色などは常に確認しておくことが大事だとわかりました。

今回は腸重積にまでは至りませんでしたが、これからも注意して子どもを観察していこうと思った出来事でした。